ジャララバード州

ジャララバード州の情報

  • ジャララバード州
  •  キルギスの中西部に位置し、州都はジャララバード市。ウズベキスタンとの国境に接している。面積は22467㎢で、キルギス全面積の16.9%、この地域の大部分は谷であることから「神聖な谷」と呼ばれ、多くのイスラム教徒が信仰し巡礼に訪れる場所が多数存在する。

     昔、今のジャララバード市がある場所の温泉地や山、川などの聖地が有名だったので、徐々に陶芸家、職人、手工芸作家などが増え、人口も増加した。19世紀初頭にはこの場所はコカンド・ハンの敷地になる。そして、1876年にロシア帝国の一部となり、1877年に都市として成り立った。

 ジャラル・アバッドという名前は、昔シルクロードの商売人や聖地に来る人たちの世話をし、その場所でキャラバンサライを作り始めたジャラルという人の名前から来ているという説がある。観光地のサルチェレックを含む複数の湖があり、アルスランボブと呼ばれるクルミとフルーツの森は、60万ヘクタールを誇り、自然からのクルミの採取量が世界最大である。

サルチェレック

ジャララバード州

 サルチェレック生物保護地区にある淡水湖。標高1,878mの高所に位置しており、森林におおわれている湖である。サルチェレックという名前は、日本語で黄色の玉という意味で、紅葉の時期に周りの葉が黄色く染まると、それが水に映って美しい黄金色に輝くためこう名付けられたという。

 長さは7.5km、広さは350〜1500m。最大水深は234m。 キルギスのイシククル湖の次に深い湖。1,000種類以上の植物、10種の鳥類と34種以上の哺乳類が生息し、代表的な動物は鹿、熊、オオヤマネコ、オオカミ、キツネ、アナグマ、ヤマアラシ、ユキヒョウである。

アルスランボブ

ジャララバード州
 ジャララバードから北に約40km、周囲を森に囲まれる小さな村。面積約60万ヘクタールの世界一広いクルミの森があり、クルミとフルーツが豊富に採れる自然保護地域。クルミは、年間1,500トン採取できる。かつて、ここで採れたクルミは、アレキサンダー大王により、ギリシャに輸出されたと言われている。

 アルスランボブには二つの滝と湖があり、ウォーキングや乗馬で訪れることができる。村人の殆どがウズベク人である。CBT(Community Based Tourism)の運営する民宿に宿泊することができ、キルギスの民家ホームステイができる。